Q

【Nord Stage 2 EX】イニシャライズ(初期化)の方法は?

A

プログラムの「イニシャライズ(初期化)」をすることで、ひとつのインストゥルメントがオンになり、すべてのエフェクトがそのインストゥルメントに接続され、他のインストゥルメントはすべてオフになることを指します。スプリットやレイヤーをいちから設定する際に便利です。


■イニシャライズ(初期化)の方法
[SHIFT]ボタンを押しながら、[PROGRAM BANK]A / C / Dボタンを押します。

[PROGRAM BANK]A : ORGAN INIT
[PROGRAM BANK]C : PIANO INIT
[PROGRAM BANK]D : SYNTH INIT


*以下の設定例ではイニシャライズをし、ピアノのインストゥルメントがオンになる手順をご案内いたします。

[SHIFT]ボタンを押しながら、[PROGRAM BANK]C ボタンを押します。

鍵盤を押し、ピアノのインストゥルメントのみが発音することを確認します。

Q

【Nord Stage 2 EX】音色の選択方法について

A

プログラム(音色)はA~Dの4つのバンクに分けられています。バンクの中に1~20のページがあり、各ページに5つのプログラムが記憶されています。すべてのプログラムは書き換えも移動も可能です。
* 5プログラム×20ページ×4バンク=400プログラム


■ プログラムを選択する手順

プログラムはディスプレイの下にある5つの[PROGRAM]ボタンを押してプログラム1~5を選択できます。また、ディスプレイの右にあるバリュー・ダイアルを回すことで選択することもできます。
プログラムのページはバリュー・ダイアルの上にある[PROGRAM PAGE ◀ / ▶]ボタンで、1~20ページを切り替えることができます。
バンクはディスプレイの上にあるA〜D の[BANK]ボタンで切り替えることができます。







■ NOTE ■

プログラム(音色)を選択する方法は上記以外に2種類あり、アルファベット順、音色カテゴリーで選択することも可能です。

アルファベット順でプログラムを選択する
[SHIFT]ボタンを押しながら[PROGRAM PAGE ▶]ボタンを押します。これでアルファベット順のソート・モードになります。バリュー・ダイアルを回すとプログラムがアルファベット順に並び替わっていることが分かります。頭文字を変更する場合は、[PROGRAM PAGE ◀ / ▶]ボタンを押します。

音色カテゴリーでプログラムを選択する
[SHIFT]ボタンを押しながら[PROGRAM PAGE ▶]ボタンをもう一度押すと、カテゴリー別のソート・モードになり、プログラムはカテゴリー内でアルファベット順に並べ替わります。

Q

【Nord Stage 2 EX】音色(プログラム)の保存方法は?

A

エディットした音色(プログラム)を任意のプログラム・ナンバーに保存しておくことができます。ライブなどの演奏で、音色を使用する順番に保存することで、プログラム・ボタンを押し瞬時に音色(プログラム)を選択することができます。


■ 音色(プログラム)の保存方法について

ディスプレイの左にある[STORE]ボタンを一回押し、保存操作に入ります。

[STORE]ボタンのLEDが点滅し、プログラムの保存先を指定する画面がディスプレイに表示されます。

エディットしたプログラムを元のプログラム番号に上書き保存する場合は、[STORE]ボタンをもう一度押します。別のプログラム番号に保存する場合は、[BANK]、[PAGE]、[PROGRAM]ボタンを使って保存先を指定します。

* 保存先を指定すると、そのプログラムをキーボードで演奏でき、消してもよいプログラムかどうかを確認することができます。

プログラムの保存先が決まりましたら、[STORE]ボタンを押してプログラムを保存します。

* [STORE]ボタンを押す前に[SHIFT/EXIT]ボタンを押すと保存作業を中止します。

Q

【Nord Stage 2 EX】スプリットの設定方法は?

A

Nord Stage 2 EXでは、最大で3つの鍵盤域(ロワー/アッパー/ハイ)に異なるインストゥルメントをアサインすることが可能です。例えば、左側(ロワー・ゾーン)にシンセサイザー、真ん中(アッパー・ゾーン)にピアノ、右側(ハイ・ゾーン)にオルガン、というような設定をすることもできます。


■ 2つのインストゥルメントをスプリットする手順
以下のインストゥルメントを例に、スプリットの設定手順をご案内いたします。
左手パート(ロワー・ゾーン) : シンセサイザー
右手パート(アッパー・ゾーン) : ピアノ



[SHIFT]ボタンを押しながら[PROGRAM BANK]C ボタンを押し、プログラムをイニシャライズします。
鍵盤を押し、ピアノの音だけが発音することを確認します。
⇒(ご参考:【Nord Stage 2 EX】イニシャライズ(初期化)の方法は? )

シンセの[ON/OFF]ボタンを押し、シンセのインストゥルメントをオンにします。
バリュー・ダイアルの上にある[KB ZONES 2]ボタンを押します。これでキーボードがアッパーとロワーの2つのエリアに分割されます。
2つのインストゥルメントのKBゾーンをそれぞれ設定します。左手パート(ロワー)にシンセを割り当てます。
[SHIFT]ボタンを押しながらシンセの[ON/OFF]ボタンを数回押し、「LO」のLEDのみを点灯させます。
右手パート(アッパー)にピアノを割り当てます。
[SHIFT]ボタンを押しながらピアノの[ON/OFF]ボタンを数回押し、「UP」、「HI」のLEDを点灯させます。

* [KB ZONES 3]ボタンを押すと3つのキーボード・ゾーンを使ったスプリットを作成できます。



■ スプリット・ポイントの設定
スプリット・ポイントの設定は、以下の手順で行います。

[SHIFT]ボタンを押しながら[SET LO SPLIT]ボタンを数回押します。緑のスプリット・インジケーターが鍵盤上のスプリット可能な位置を移動します。

* 3つの鍵盤域でスプリットした場合は、[SHIFT]ボタンを押しながら、[SET HI SPLIT]ボタンを押すことでアッパーとハイのスプリットポイントを設定できます。

* スプリット・ポイントは各オクターブのCとFにあります。

Q

【Nord Stage 2 EX】サスティン・ペダルの極性の設定方法は?

A

サスティン・ペダルには極性があり通常は自動で判定しますが、ペダルと本機の極性が合っていないとペダルを踏んでいない時にサスティンがかかってしまい、踏んだ時にサスティンが止まります。このような場合、システム・メニューの「Sustain Pedal Type」で極性を反転させます。

* Nord Stage 2 EXで使用できるサスティン・ペダルについては以下をご参照ください。
⇒(ご参考:【Nord Stage 2 EX】使用できるサスティン・ペダルは?)


■ サスティン・ペダルの極性の設定


[SHIFT]ボタンを押しながら[PROGRAM 1/SYSTEM]を押します。
[PAGE ◀]、[PAGE ▶]ボタンで「Sustain Pedal Type:」を選択します。
バリュー・ダイアルで設定を変更します。
* Type:Auto (デフォルト値)、 Closed、Open、Triple (Nord Triple Pedal)
[EXIT]([SHIFT])ボタンを押してシステム・メニューから抜けます。
* 設定はに自動的に保存されます。

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